茶道具の銘のはなし-和歌や漢詩、古典芸能から探る、茶人の想い

茶道具の銘のはなし-和歌や漢詩、古典芸能から探る、茶人の想いCha dogu no mei no hanashi : waka ya kanshi, koten geino kara saguru, chajin noomoi

価格(Price ¥) : 1,800円
ISBN 9784473039217
Series シリーズ
Author 著者 Mekata, Souko
目片宗弘
Publisher 出版社 Tankosha
淡交社
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2014.01
Status 状態
Ref No. JPTB1401-0069
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
茶杓をはじめ、茶碗や竹花入など多くの茶道具には「銘」が付けられています。季語はもとより漢詩や和歌、『源氏物語』や『平家物語』といった古典、能・狂言、歌舞伎といった古典芸能など、出典も多種多様な「銘」は茶の湯の取り合わせに欠かすことの出来ないエッセンスで、茶席を豊かにするスパイスのような存在でもあります。しかしながら、実際に手にした茶道具の銘の本来の意味が分からないということもしばしばです。本書では、『山上宗二記』に取り上げられた名物茶壺や樂長次郎作の利休七種茶碗をはじめ、伝来の茶道具に付けられた銘について和歌や古典、能・狂言、歌舞伎などをもとに解説し、銘の奥深さや茶人たちの教養の深さを紹介します。茶の湯をより愉しむための一助となる一冊です。A5判、224ページ。