カクレキリシタンの実像 日本人のキリスト教理解と受容Kakure Kirishitan no jitsuzo : Nihonjin no Kirisutokyo rikai to juyo
価格(Price ¥) :
2,300円
ISBN
9784642081009
Series
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Publisher
出版社
Yoshikawa Kobunkan
吉川弘文館
吉川弘文館
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2014.01
Status
状態
Ref No.
JPTB1402-0094
NDC
1: Philosophy. Religion 哲学,宗教
激しい弾圧に耐え、仏教を隠れ蓑としてキリシタンの信仰を守り通してきたとされる〈隠れキリシタン〉。だが、彼らが今日まで大切に伝えてきたものはキリスト教ではなかった。長崎県各地の現地調査を通して、オラショ(祈り)や諸行事に接し、彼らが370年余り祈り続けてきたものが本当は何だったのかを探り、日本民衆のキリスト教受容の実像に迫る。 カクレキリシタンとは何か/Ⅰ カクレキリシタン誕生(日本人とキリスト教の出会い〈カトリックはなぜ日本にやってきたのか/日本人はキリスト教をどう理解したのか/キリシタンが急速に増えたのはなぜか/豊臣秀吉はなぜバテレン追放令を発布したのか/家康はなぜ禁教令を出したのか/殉教者は何に対して命を捧げたのか〉以下細目略/潜伏キリシタンとカクレキリシタンの発生/信仰の継承とその組織)/Ⅱ オラショと行事(カクレキリシタンの祈り―オラショ/カクレキリシタンの行事/お授け(洗礼)と戻し方(葬式))/Ⅲ 信仰の実像(信仰の本質とその仕組み/どんな神様を拝んでいるのか/なぜキリスト教信徒数は増えないのか)