写俳人の誕生

写俳人の誕生Shahaijin no tanjo

価格(Price ¥) : 1,800円
ISBN 9784779119651
Series シリーズ
Author 著者 Okai, Teruo
岡井耀毅
Publisher 出版社 Sairyusha
彩流社
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2014.02
Status 状態
Ref No. JPTB1402-0108
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
かつて俳句と絵は親しい関係にあり、 一つになった作品は画俳として認められていた。 明治に入って、写真機が登場すると写真と俳句のコラボの萌芽が始まった。 本書は「写俳の黎明期」から、誰でも写真が撮れる現在における俳句と写真のコラボによる芸術の可能性を、 歴代写真家の俳句観と具体的な歩みのなかに探る話題作。
四六判 / 182ページ

[目次]
1「写俳」の黎明期
 1 「写俳」的原人一号は尾崎紅葉か
 2 「俳句不滅論」と「風景採集」の寺田寅彦
 3 詩人萩原朔太郎の蕪村へのオマージュと写真
 4 「写真」と「俳句」のクロスオーバー
2 安井仲治の写真と俳句観
3 写俳の里の物語
  ――林忠彦の師、磯部潤一郎と有馬光城
4 土門拳の俳句
5 写真家 岩宮武二の俳句
6 写俳亭 伊丹三樹彦 7 愼平俳句の時空間
  ――「二十世紀最終汽笛」
8「眼の思考」の写真と「風の思考」の俳句の合成の可能性
9 対談 岡井耀毅vs 中谷吉隆   写俳コラボレーションの問題点とゆくえ
10 対談 岡井耀毅vs 小松健一 写真と俳句の間――なぜ写真家は俳句に惹かれるか