日本型大衆消費社会への胎動戦前期日本の通信販売と月賦販売

日本型大衆消費社会への胎動戦前期日本の通信販売と月賦販売Nihongata taishu shohi shakai eno taido: senzenki nihon no tsushin hanbai to geppu hanbai

価格(Price ¥) : 6,800円
ISBN 9784130262354
Series シリーズ
Author 著者 Mitsuzono, Isamu
満薗勇
Publisher 出版社 Tokyo Daigaku Shuppankai
東京大学出版会
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2014.02
Status 状態
Ref No. JPTB1403-0037
NDC 6: Industry 産業
二つの小売革新による新しい消費のパラダイムの登場を戦前期日本社会に見いだす.消費者の価値観が転換し流通構造も変貌していく動態を,百貨店の通信販売・漆器・お茶・婦人雑誌代理部など具体的な対象を詳細に分析し,普遍性と個性の両面から描きだす日本型大衆消費社会の形成プロセス.
判型:A5、 442頁
主要目次
序章 問題の所在

第I部 戦前期日本の通信販売
第一章 数量的概観と担い手の性格
第二章 代金引換郵便の意義と「限界」
第三章 百貨店による通信販売の日本的展開
第四章 通信販売による宇治茶ブランドの全国展開
第五章 婦人雑誌代理部の歴史的役割
補論 同業者組織による通信販売の規制――自転車の場合

第II部 戦前期日本の月賦販売
第六章 数量的概観と担い手の性格
第七章 基盤整備の遅れと経営的対応
第八章 伊予商人による漆器販売の地域的展開
第九章 月賦百貨店の成立と大衆市場
終章 総括と展望

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