二・二六事件と青年将校

二・二六事件と青年将校2.26 jiken to seinen shoko

価格(Price ¥) : 2,600円
ISBN 9784642064651
Series シリーズ Haisha no Nihonshi ; 19
敗者の日本史 19
Author 著者 Tsutsui, Kiyotada
筒井清忠
Publisher 出版社 Yoshikawa Kobunkan
吉川弘文館
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2014.07
Status 状態
Ref No. JPTB1407-0166
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
雪が舞う帝都を震撼させた二・二六事件。蹶起した青年将校たちの“昭和維新”はなぜ失敗し、彼らは敗者とされたのか。計画から実行・鎮圧、後世の影響までを克明に再現。近代日本史上最大のクーデター事件の真実に迫る。
四六版/276ページ
クーデターの「真実」 プロローグ/Ⅰ 昭和維新運動(北一輝と猶存社〈老壮会の設立/満川亀太郎/大川周明/老壮会の特徴/猶存社の創立/北一輝の生い立ち/『国体論及び純正社会主義』/運動家としての北/『日本改造法案大綱』/猶存社の活動/東京帝大「日の会」/朝日平吾事件〉以下細目略)/青年将校運動の開始/桜会結成から五・一五事件まで)/Ⅱ 昭和陸軍の形成(「下剋上」の時代/皇道派と統制派の対立)/Ⅲ クーデター計画の実像(青年将校の人物像/直接的動因とクーデター謀議の開始/クーデター計画の構築/クーデター計画と天皇観)/Ⅳ 二・二六事件の勃発と展開(襲撃と占拠/暫定内閣をめぐる攻防/石原莞爾の動き/二十七日の情勢/流血か大詔か―香椎戒厳司令官の上奏案/自決か抗戦か)/Ⅴ 二・二六事件の終焉(鎮圧/軍法会議)/二・二六事件をめぐる論点 エピローグ