マンチュリア史研究 「満洲」六〇〇年の社会変容

マンチュリア史研究 「満洲」六〇〇年の社会変容Manchuriashi kenkyu : "Manshu" 600-nen no shakai henyo

価格(Price ¥) : 11,000円
ISBN 9784642038379
Series シリーズ
Author 著者 Tsukase, Susumu
塚瀬進
Publisher 出版社 Yoshikawa Kobunkan
吉川弘文館
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2014.10
Status 状態
Ref No. JPTB1410-0080
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
民族名や国号に由来する満洲に対して、地名としての呼称であるマンチュリア。14世紀の明代から1949年の中華人民共和国の成立にいたる600年間、いかなる要因で社会は変容していったのか。内外の研究成果や諸史料を利用し、新事実をふまえ検証。中国王朝やロシア、モンゴル、朝鮮など周辺諸国との関連に着目しつつ、マンチュリア史を描く
A5版/302ページ 序章 本書の目的/Ⅰ マンチュリア史研究の軌跡(「満洲」に関する諸見解〈日本での研究/中国での研究/地名への転化〉/マンチュリア史研究の成果と問題点〈戦前のマンチュリア史研究/マンチュリアでおこなわれた調査研究/敗戦後のマンチュリア史研究/中国におけるマンチュリア史研究/近年における新たな研究動向〉)/Ⅱ 元末から清まで(元末・明朝前期の社会変容〈元朝統治下のマンチュリア/紅巾の乱から洪武末年まで/永楽帝のマンチュリア政策〉以下細目略/明代中期・後期の社会変容/旗民制による清朝のマンチュリア統治)/Ⅲ 清末から中華人民共和国の成立まで(清末・中華民国期、鉄道敷設による社会変容/満洲国の政策と社会の反応/国共内戦期、中国共産党の財政経済政策と社会の反応)/終章 マンチュリアでの社会変容