蒼天見ゆSoten miyu
価格(Price ¥) :
1,700円
ISBN
9784041029589
Series
シリーズ
Publisher
出版社
KADOKAWA
KADOKAWA
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2015.05
Status
状態
Ref No.
JPTB1506-0206
NDC
9: Literature 文学
日本中が開国と攘夷に揺れる時世。九州、筑前の秋月藩執政・臼井亘理は、秋月藩の生き残りを図り西洋式兵術を導入、新政府要人と面談し、藩への信頼を取り付けた。だが国許では、時局の変化に機敏に対応する亘理に対して「変節漢」であると反発が増していた。そしてある夜、襲撃され、亘理は妻と共に凶刃に斃れた。藩の措置は一方的で、臼井家に対して徹底して冷酷であった。息子の臼井六郎は復讐を固く誓うが、“仇討禁止令”の発布により、武士の世では美風とされた仇討ちが禁じられてしまう。おのれは何をなすべきか。それを見定めるため上京した六郎は、仇である一瀬直久の消息を知り―。
B6判、314頁