田中休愚「民間省要」の基礎的研究:将軍吉宗への政策提言書の構成と内容Tanaka Kyugu "minkan seiyo" no kisotekikenkyu : shogun Yoshimune eno seisaku teigensho no kosei to naiyo
価格(Price ¥) :
11,800円
ISBN
9784866029337
Series
シリーズ
Kinseishi kenkyu sosho ; 43
近世史研究叢書 ; 43
近世史研究叢書 ; 43
Publisher
出版社
Iwata Shoin
岩田書院
岩田書院
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2015.10
Status
状態
Ref No.
JPTB1511-0171
NDC
2: History. Geography 歴史,地理
本書は、田中休愚(1662-1729)著「民間省要」の構成と内容を各巻ごとに細かく考察したもので、その成立過程、およびそれが幕府に与えた影響についても考察。 「民間省要」は、休愚が、本陣・問屋・名主といった地方・道中関係の責任者としての経験にもとづき執筆した政策提言書で、その内容は、年貢・普請・村役人・巡見・街道・宿場・土木・鷹狩・国土統治などに関する事柄を扱ったもので、享保7年に8代将軍徳川吉宗に上覧されている。信頼すべきテキストである平川家本と、その活字本『新訂民間省要』を検討素材として、近世村落社会を知るうえでの基本文献である「民間省要」を徹底分析。A5判/ページ数 449p/高さ 22cm