ライトノベル・フロントライン(2):特集:イチゼロ年代のライトノベルRaito noberu furonto rain (2) : tokushu: ichizero nendai no raito noberu
価格(Price ¥) :
1,200円
ISBN
9784787292346
Series
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Publisher
出版社
Seikyusha
青弓社
青弓社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2016.05
Status
状態
Ref No.
JPTB1605-0099
NDC
9: Literature 文学
特集では、ラノベ市場の変化、ウェブ発の作品の拡大、インターネットを介した作家と読者のコミュニケーションの活発化など、今日的なメディア状況を踏まえながら、イチゼロ年代(2010年代)のライトノベルをめぐる動向に迫る。話題沸騰のテレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』の原作者・十文字青へのインタビューをはじめ、ボカロ小説やライト文芸に関する論考、中国・韓国のラノベ事情のレポートなどを収め、さらにライトノベル研究会のメンバーが推薦する個性豊かな作品もレビューする。小特集は「児童文学とライトノベルのあいだ」と題して、ライトノベルに接近しつつある児童向けエンタメの現状と、その実態に迫る。また『ミステリアス・セブンス』の著者・如月かずさへのインタビュー、『西の善き魔女』などの作家・荻原規子論、児童文庫や「朝の読書」運動についての論考から、児童文学の新たな可能性を照らす。アニメ化・コミック化作品の紹介やバラエティー豊かな連載も充実、いま唯一のライトノベル批評誌である『ライトノベル・フロントライン』第2号、発進!A5判 /203ページ目次特集 イチゼロ年代のライトノベル(イチゼロ年代を駆ける作家―十文字青インタビュー;推薦作品ブックレビュー;「青春ラノベ」の“終わり”―『俺妹』『はがない』『俺ガイル』を中心として;ラノベで卒論!―文学研究篇;踏み出すことでみえるもの;「悪の娘」を生み出したボーカロイドとCGM文化;ボカロ小説の趨勢;ライト文芸の普及と拡大;韓国のライトノベル―その輸入と進化;中国ライトノベルの足跡をたどりに)小特集 児童文学とライトノベルのあいだ(如月かずさインタビュー;児童文庫ブックレビュー;物語を「読む」ということ―荻原規子作品における物語受容の問題;「児童文庫」と消費される心地よさ;小・中学校での「朝の読書」のいま)アニメ化作品紹介コミック化作品紹介連載(ガーリーノベルの現在(第2回)妻たるオトメと働くオトメライトノベル翻訳事情(第2回)ライトノベルはどのような英文に翻訳されたのかラノベ史探訪(第2回)専門レーベルの誕生―「角川文庫・青帯」から「スニーカー文庫」へライトノベル時評(第2回)ウェブ小説の流行とウェブ雑記の拡張)