博覧会絵はがきとその時代Hakurankai ehagaki to sono jidai
価格(Price ¥) :
2,000円
ISBN
9784787220677
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Seikyusha
青弓社
青弓社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2016.10
Status
状態
Ref No.
JPTB1610-0125
NDC
6: Industry 産業
近代化の旗印の下で産業振興と東アジアの植民地化を進めた百年前は、「博覧会の時代」でもあった。一九〇六年の汽車博覧会をはじめ電気博覧会、東京勧業博覧会、全国子供博覧会など、毎年各地でさまざまな博覧会を開催、そればかりか、満州大博覧会や始政二十年記念朝鮮博覧会などのように、植民地支配の正当化と対外宣伝としても機能し、内地と外地の双方から観客を動員した。人々は、博覧会という祝祭のみやげや記念に絵はがきを買い求め、その興奮ぶりを書き送った。「夢のような新時代」を展示した熱狂の時代を、産業振興、植民地、消費文化、都市文化、地域振興に大きく分類し、さらに文士、伝統、写真、戦争、女性、美術、デザイン、建築、観光、広告のコラムも織り込んで、多数の絵はがきをカラーで紹介しながら「その時代」をたどる。
A5判・195頁