誰が〈表現の自由〉を殺すのか:ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件裁判の記録Darega "hyogen no jiyu" o korosunoka : Nikon saron "ianfu" shashinten chushi jiken saiban no kiroku
価格(Price ¥) :
2,400円
ISBN
9784275020765
Series
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Publisher
出版社
Ochanomizu Shobo
御茶の水書房
御茶の水書房
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2017.09
Status
状態
Ref No.
JPTB1709-0055
NDC
2: History. Geography 歴史,地理
ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件から5年。写真家・安世鴻が世界的カメラメーカーのニコンを訴えていた裁判で、東京地方裁判所は二〇一五年一二月、勝訴判決を言い渡した。3年にわたる裁判で、ニコンが抗議を恐れて中止決定に至った経過や、ネット上の抗議行動が“表現の自由”に与えた影響などが明らかになった。「慰安婦」問題、表現の自由、企業の社会的責任、「炎上」と「自粛」、排外主義…日本社会が直面する課題について大きな教訓を示す事件と裁判。その全貌から、裁判闘争がもつ意義、事件の本質を考察する。誰が“表現の自由”を殺しているのか―。
A5判、276頁