草笛物語

草笛物語Kusabue monogatari

価格(Price ¥) : 1,600円
ISBN 9784396635251
Series シリーズ
Author 著者 Hamuro, Rin
葉室麟(直木賞受賞者)
Publisher 出版社 Shodensha
祥伝社
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2017.09
Status 状態
Ref No. JPTB1711-0268
NDC 9: Literature 文学
日本人の凛(りん)たる姿を示す著者畢生(ひっせい)の羽根(うね)藩シリーズ、待望の第5弾!蒼天に、志(こころざし)燃ゆ。〈蜩(ひぐらし)ノ記〉を遺した戸田秋谷(とだしゅうこく)の切腹から16年。泣き虫と揶揄(やゆ)される少年は、友と出会い、天命を知る。羽根藩江戸屋敷に暮らす少年赤座颯太(そうた)は、両親の他界に伴(ともな)い、母方の伯父(おじ)で藩校教授の水上岳堂(みずかみがくどう)預けとなり帰国した。国許(くにもと)では、江戸で颯太が小姓(こしょう)を務めた同い年の世子鍋千代(せいしなべちよ)を巡り、彼を推(お)す中老戸田順右衛門(とだじゅんえもん)と、御一門衆の三浦左近(みうらさこん)を推す一派が対立。岳堂は颯太を騒動から遠ざけるため、親友の薬草園番人檀野庄三郎(だんのしょうざぶろう)に預けることに。やがて鍋千代が国入り、颯太は再び小姓として陰謀渦巻く城に上がるが……。
四六判、274頁