源氏物語の近世:俗語訳・翻案・絵入本でよむ古典

源氏物語の近世:俗語訳・翻案・絵入本でよむ古典Genji monogatari no kinsei : zokugoyaku, hon'an, eiribon de yomu koten

価格(Price ¥) : 12,000円
ISBN 9784585291862
Series シリーズ
Author 著者 Nimi Akihiko...[et al.]
新美哲彦 他
Publisher 出版社 Bensei Shuppan
勉誠出版
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2019.08
Status 状態
Ref No. JPTB1909-0095
NDC 9: Literature 文学
写本・版本の流通量が爆発的に増えたことで、地方へ/からの情報の伝播、さまざまな階層への知の解放が行われた近世。 それまでは貴族や大名、連歌師周辺で読み継がれていた『源氏物語』もまた、他の和歌集や物語類とともに、庶民に受け入れられていった。 『源氏物語』の俗語訳として最初に公刊された都の錦『風流源氏物語』、また、その続編として編まれた、梅翁(奥村政信)『俗解源氏物語』『若草源氏物語』『雛鶴源氏物語』『紅白源氏物語』の全篇を翻刻・注解、挿絵も全て収載。 国内外の一級の研究者による優れた論考も併せて収載し、俗語訳・翻案・絵入本など、さまざまな形にうつしかえられ広く古典が受容されていくダイナミズムを考察するための基盤を提供する。
A5判、752頁