戦後日本と道徳教育:教科化・教育勅語・愛国心

戦後日本と道徳教育:教科化・教育勅語・愛国心Sengo Nihon to dotoku kyoiku : kyokaka,Kyoiku chokugo, aikokushin

価格(Price ¥) : 3,800円
ISBN 9784623089802
Series シリーズ
Author 著者 Kaizuka, Shigeki
貝塚茂樹
Publisher 出版社 Mineruva Shobo
ミネルヴァ書房
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2020.06
Status 状態
Ref No. JPTB2006-0108
NDC 3: Social Science 社会科学
「戦後」における道徳教育とは何か。道徳教育にとっての「戦後」とは何か。道徳の「教科化」は決して「平成」の時期における固有の課題ではなく、その起点は、1945年8月の敗戦と占領期の教育改革(戦後教育改革)にあったことは明らかである。これは、「教科化」だけの問題ではない。道徳教育が対峙した教育勅語、愛国心といった歴史的な課題は、やはり1945年8月が端緒となっている。ある意味では、これらの課題に何らかの結論を見いだした時に、道徳教育における「戦後」がようやく終わりを告げることになるといえる。
四六判、348頁