禅林の文学:戦乱をめぐる禅林の文芸Zenrin no bungaku : senran o meguru zenrin no bungei
価格(Price ¥) :
21,000円
ISBN
9784792414542
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Seibundo Shuppan
清文堂出版
清文堂出版
Pub. place
出版地
Osaka
大阪
大阪
Pub. date
出版日
2020.05
Status
状態
Ref No.
JPTB2006-0162
NDC
9: Literature 文学
第一部で応仁の大乱時に誕生した文芸・禅林聯句を論じ、第二部では五山禅林とその文芸の復興に尽力するに至る横川景三の軌跡を解明。
五山文学を代表する文人僧・横川景三の応仁の乱前後の動静を中心に、戦乱のさなかにも活動していた聯衆の活動を描出すると同時に、庇護者・小倉実澄との交流、京都における禅林復興という「動」を志した横川景三と地方における文芸・活動という「静」を志しながらも都に召喚されて斃死に近い最期を遂げた同輩・桃源瑞仙の対比等、「生きざま」の提示にも余韻を残す。
740 p. ; 23 cm
目次
はしがき
第一部 応仁の大乱と禅林の文芸(禅林聯句の一側面)
第一章 戦乱時における文芸としての禅林聯句 ―「小補東遊集」と「江東避乱聯句」(仮称)―
第二章 自筆稿本系統『小補東遊集』の出現 ―天理図書館所蔵『小補東遊集』をめぐって―
第三章 「江東避乱聯句」(仮称)の第唱句と入韻句について
第四章 京都大学附属図書館所蔵『東遊集聯句』 ―解題と本文復原の試み(翻刻)―
第五章 『〔湯山聯句〕』『成吠詩集(坤)』『〔梅花無尽蔵〕』『〔聯句集〕』について
第六章 「禅林聯句の総集」について
第二部 応仁の大乱をめぐる一禅僧(横川景三)の軌跡
緒言 ―横川景三…江東避乱から禅林復興への歩み―
第一章 第一回上洛と帰山
第二章 第二回上洛とその前後
第三章 識廬庵への隠棲
第四章 第三回上洛 ―文明四年?五年(一四七二?三)の動向―
第五章 五山禅僧としての覚悟 ―文明七年(一四七五)の動向―
第六章 大乱の終結と禅林の再興
あとがき/索 引
五山文学を代表する文人僧・横川景三の応仁の乱前後の動静を中心に、戦乱のさなかにも活動していた聯衆の活動を描出すると同時に、庇護者・小倉実澄との交流、京都における禅林復興という「動」を志した横川景三と地方における文芸・活動という「静」を志しながらも都に召喚されて斃死に近い最期を遂げた同輩・桃源瑞仙の対比等、「生きざま」の提示にも余韻を残す。
740 p. ; 23 cm
目次
はしがき
第一部 応仁の大乱と禅林の文芸(禅林聯句の一側面)
第一章 戦乱時における文芸としての禅林聯句 ―「小補東遊集」と「江東避乱聯句」(仮称)―
第二章 自筆稿本系統『小補東遊集』の出現 ―天理図書館所蔵『小補東遊集』をめぐって―
第三章 「江東避乱聯句」(仮称)の第唱句と入韻句について
第四章 京都大学附属図書館所蔵『東遊集聯句』 ―解題と本文復原の試み(翻刻)―
第五章 『〔湯山聯句〕』『成吠詩集(坤)』『〔梅花無尽蔵〕』『〔聯句集〕』について
第六章 「禅林聯句の総集」について
第二部 応仁の大乱をめぐる一禅僧(横川景三)の軌跡
緒言 ―横川景三…江東避乱から禅林復興への歩み―
第一章 第一回上洛と帰山
第二章 第二回上洛とその前後
第三章 識廬庵への隠棲
第四章 第三回上洛 ―文明四年?五年(一四七二?三)の動向―
第五章 五山禅僧としての覚悟 ―文明七年(一四七五)の動向―
第六章 大乱の終結と禅林の再興
あとがき/索 引