世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう:言語生態学者鈴木孝夫講演集

世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう:言語生態学者鈴木孝夫講演集Sekai o ningen no me dakede miru nowa mo yameyo : gengo seitai gakusha Suzuki Takao koenshu

価格(Price ¥) : 1,800円
ISBN 9784866000732
Series シリーズ
Author 著者 Suzuki, Takao (1926-2021)
鈴木孝夫 (1926-2021)
Publisher 出版社 Fuzanbo Intanashonaru
冨山房インターナショナル
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2019.10
Status 状態
Ref No. JPTB2102-0212
NDC 8: Language 言語
知的巨匠が、言語学の長年の研究から日本語の特性を説明し、「今の世界の政治・経済のままでは世界が、人間が滅亡してしまう危機にあり、それを救うためには優れた特性のことばを持つ日本が世界を導いていくべきだ」と分かりやすく語ります。鈴木孝夫、初の講演集です。 208 p. : 22cm

鈴木孝夫(すずき たかお) (1926-2021)
1926年、東京生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は言語生態学、言語社会学、文化意味論、外国語教育等。慶應義塾大学医学部予科、同大学文学部英文科卒業。慶應義塾大学教授、イリノイ大学、イェール大学教授、フランス高等社会科学研究院客員教授等を歴任。著書に『ことばと文化』(岩波書店)、『武器としてのことば』『閉された言語・日本語の世界』(新潮社)、『人にはどれだけの物が必要か』(中央公論新社)、『あなたは英語で戦えますか』『鈴木孝夫の曼荼羅的世界』(冨山房インターナショナル)ほか多数。

目次
巻頭言:日本は今や借り物ではない
講演録
一 世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう 
二 言語・文化の多様性とは環境変化から人間を守る緩衝装置だ
三 グローバル化時代を迎えた日本の大学の中心は文学部だ  
四 今、日本に最も欠けているものは国家的対外言語戦略だ
五 日本語と日本文化が世界を平和にする
六 今、日本語を世界に広めることにどんな意味があるのか
七 人間の言語の起源と仕組みについての私の研究姿勢
八 ことばは子どもの未来を拓く
知的巨匠が、言語学の長年の研究から日本語の特性を説明し、
「今の世界の政治・経済のままでは世界が、人間が滅亡してしまう危機にあり、
それを救うためには優れた特性のことばを持つ日本が世界を導いていくべきだ」と
分かりやすく語ります。鈴木孝夫、初の講演集です。