小説 火の鳥:大地編〈上〉

小説 火の鳥:大地編〈上〉Shosetsu Hi no tori : daichihen (Jo)

価格(Price ¥) : 1,600円
ISBN 9784022517432
Series シリーズ
Author 著者 Sakuraba, Kazuki
桜庭一樹(直木賞受賞)
Publisher 出版社 Asahi Shinbun Shuppan
朝日新聞出版
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2021.03
Status 状態
Ref No. JPTB2103-0010
NDC 9: Literature 文学
手塚治虫の未完「火の鳥・大地編」。手塚の構想を下敷きに、桜庭一樹が新たな物語に結実した。舞台は1938年、日本占領下の上海。ロックや猿田博士だけでなく、東条英機、山本五十六など実在の人物らも「火の鳥」を求めて暗躍する。
内容説明
一九三八年、日本占領下の上海。若く野心的な關東軍将校の間久部緑郎は、中央アジアのシルクロード交易で栄えた楼蘭に生息するという、伝説の「火の鳥」の調査隊長に任命される。資金源は、妻・麗奈の父で、財閥総帥の三田村要造だという。困難な旅路を行く調査隊は、緑郎の弟で共産主義に共鳴する正人、その友で実は上海マフィアと通じるルイ、清王朝の生き残りである川島芳子、西域出身の謎多きマリアと、全員いわく付き。そこに火の鳥の力を兵器に利用しようともくろむ猿田博士も加わる。苦労の末たどり着いた楼蘭で明らかになったのは、驚天動地の事実だった…。漫画『火の鳥』や手塚作品に数多く登場する猿田博士やロック、マサトたちと、東條英機、石原莞爾、山本五十六ら実在の人物たちが歴史を動かしていく!
46判、260ページ

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