日本近代社会形成史:議場・政党・名望家Nihon kindai shakai keiseishi : gijo, seito, meiboka
価格(Price ¥) :
6,400円
ISBN
9784130266116
Series
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Publisher
出版社
Tokyo Daigaku Shuppankai
東京大学出版会
東京大学出版会
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2021.04
Status
状態
Ref No.
JPTB2105-0043
NDC
2: History. Geography 歴史,地理
日本が近世から近代へと移り変わる時代は,近世身分制が解体し,「個人」を社会の構成員とする社会が形成されていく時代であった.本書は,このような近代社会が形成されるプロセスについて,資本主義化の本格的な進展という状況をふまえつつ,議会・政党・名望家に注目しながら解明する.
目次
日本における近代社会の形成過程
第1部 幕末維新期における国家と社会(公議人の存在形態と公議所における「議論」―三田藩を事例に;近代における議事実質化の試み―公議所・地方民会;幕末維新期の三田藩における新たな社会構想)
第2部 明治前期における「個人」の形成(明治一四年の政変前後における改進党系政治運動と『神戸新報』;明治二〇年代初頭における政治運動の論理と展開―兵庫県を中心に;第一回総選挙における選挙運動―兵庫県第三区法貴発を事例に)
第3部 資本主義の展開過程における国家と社会(明治中期における名望家の存在形態―阪鶴鉄道と大西善太郎;市民社会形成と名望家―兵庫県美嚢郡三木町玉置家を事例に)
近代日本における「個人」形成と国家A5判 /259ページ