猫が歩いた近現代:化け猫が家族になるまでNeko ga aruita kingendai : bakeneko ga kazoku ni naru made
価格(Price ¥) :
1,900円
ISBN
9784642083980
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Yoshikawa Kobunkan
吉川弘文館
吉川弘文館
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2021.05
Status
状態
Ref No.
JPTB2106-0096
NDC
6: Industry 産業
空前の猫ブームといわれて久しい。化ける・祟るなど、江戸時代には狡猾で恐ろしいイメージだった猫は、どのように今日の地位を獲得していったのか。文豪たちに愛され、ネズミ駆除で重宝された一方、虐待、軍用毛皮の供出、食糧難による猫食いなど、苦難の路を辿った猫たちへのまなざしの変化を描き、人間社会のなかに猫の歴史を位置づける。A5判 /220ページ
目次
「猫の歴史」を考える意味―プロローグ
第1章 猫の「夜明け前」―前近代の猫イメージ
第2章 近代猫イメージの誕生―猫が「主役」になるまで
第3章 国家が起こした「猫ブーム」―猫の三日天下
第4章 猫の地位向上と苦難―動物愛護と震災・戦争
第5章 猫の戦後復興と高度成長―猫の「ベビーブーム」
第6章 現代猫生活の成立―高度成長終焉以降
猫の近代/猫の現代とはなにか―エピローグ