広島 抗いの詩学：原爆文学と戦後文化運動Hiroshima aragai no shigaku : genbaku bungaku to sengo bunka undo
価格(Price ¥) ：
4,500円
ISBN
9784910723273
Series
シリーズ
Shishigatani sosho ; 1
鹿ケ谷叢書 ; 1
鹿ケ谷叢書 ; 1
Publisher
出版社
Kohaku Shobo
琥珀書房
琥珀書房
Pub. place
出版地
Kyoto
京都
京都
Pub. date
出版日
2022.02
Status
状態
Ref No.
JPTB2111-0196
NDC
9: Literature 文学
蓄積の進んだ１９５０年代研究との対話を経て、著者が約１０年をかけて編んだ研究書。
本書は、一九五〇年代広島における原爆文学と戦後文化運動という二つの領域の重なりに向き合い、そこに見出される表現と運動の歴史的経験を明らかにし、今日的な意義を問う。
本書の扱う時代や地域は限定的である。だが、朝鮮戦争という「熱戦」から文字通りの冷戦へと移行し、経済原理が浸透する高度経済成長期以降に忘却された歴史的経験の一端を明らかにするだろう。 そしてそれは、ポスト冷戦の時代を生きる「私たち」をいまだ拘束する力のありようを見定める作業にほかならない。様々な分断が生み出す固定概念やイメージを乗り越える越境的な想像力を思考すること。 「広島」が真に普遍的な意味での「ヒロシマ」になる道のりはそこにこそある。（「はじめに」より）
300 p. ; 21 cm.
鹿ヶ谷叢書
琥珀書房の新刊書籍のレーベルです。
鹿ヶ谷は京都の東に位置し、平安時代後期に平家打倒の密談が行われたと伝わアる場所です。
世の中に一石を投じる心を大切に、ヴィヴィッドな本を届けてまいります。
本書は、一九五〇年代広島における原爆文学と戦後文化運動という二つの領域の重なりに向き合い、そこに見出される表現と運動の歴史的経験を明らかにし、今日的な意義を問う。
本書の扱う時代や地域は限定的である。だが、朝鮮戦争という「熱戦」から文字通りの冷戦へと移行し、経済原理が浸透する高度経済成長期以降に忘却された歴史的経験の一端を明らかにするだろう。 そしてそれは、ポスト冷戦の時代を生きる「私たち」をいまだ拘束する力のありようを見定める作業にほかならない。様々な分断が生み出す固定概念やイメージを乗り越える越境的な想像力を思考すること。 「広島」が真に普遍的な意味での「ヒロシマ」になる道のりはそこにこそある。（「はじめに」より）
300 p. ; 21 cm.
鹿ヶ谷叢書
琥珀書房の新刊書籍のレーベルです。
鹿ヶ谷は京都の東に位置し、平安時代後期に平家打倒の密談が行われたと伝わアる場所です。
世の中に一石を投じる心を大切に、ヴィヴィッドな本を届けてまいります。