
荘園:墾田永年私財法から応仁の乱まで (新書大賞2022 第3位)Shoen : konden einen shizaiho kara oninno ran made
価格(Price ¥) :
900円
ISBN
9784121026620
Series
シリーズ
Chuko shinsho ; 2662
中公新書 ; 2662(新書大賞2022 第3位)
中公新書 ; 2662(新書大賞2022 第3位)
Publisher
出版社
Chuo Koron Shinsha
中央公論新社
中央公論新社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2021.09
Status
状態
Ref No.
JPTB2112-0028
NDC
2: History. Geography 歴史,地理
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。新書判 /281ページ