ジャポニスムを考える:日本文化表象をめぐる他者と自己

ジャポニスムを考える:日本文化表象をめぐる他者と自己Japonisumu o kangaeru : Nihon bunka hyosho o meguru tasha to jiko

価格(Price ¥) : 3,200円
ISBN 9784784220342
Series シリーズ
Author 著者 Japonisumu Gakkai hen.
ジャポニスム学会 編
Publisher 出版社 Shibunkaku Shuppan
思文閣出版
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2022.04
Status 状態
Ref No. JPTB2206-0148
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
ジャポニスムとは、19世紀後半にフランス近代画家等が積極的に日本趣味や美意識を取り入れた文化現象を主に指してきたが、近年では「世界に向けて発信された日本文化」といった、越境的な時空で展開する日本文化表象および受容を広く示す言葉として流通し始めている。近代美術史や近代文学研究のサブフィールドとして捉えられてきたジャポニスム的な現象や表現、そしてその評価と批評には、今日のグローバルな文化における「日本」の座標を理解する有益な手がかりが多く含まれている。 本書の狙いは、日本の外からあるいは日本の外を意識してイメージされた「日本文化」を研究する問題点と可能性を、ジャポニスム研究をリードする学者らが提起することにある。
344p ; 22cm