日本の大砲とその歴史

日本の大砲とその歴史Nihon no taiho to sono rekishi

価格(Price ¥) : 2,800円
ISBN 9784639028291
Series シリーズ
Author 著者 Nakae, Hideo
中江秀雄
Publisher 出版社 Yuzankaku
雄山閣
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2022.07
Status 状態
Ref No. JPTB2208-0102
NDC 5: Technology.Engineering 技術,工学
日本の銃砲は、260年近く平穏な日々が続いた徳川時代にはその効用が無用になったのである。
ペリーの来航で状況は一変し、開国・尊皇攘夷・倒幕などで銃砲の需要が急増し、大砲が輸入・製造(これが反射炉の建造)された。しかし、それらの大半は現存していない。その主原因は、第二次大戦中の金属資源の強制供出であった。
今日、我々が目にすることのできる大砲には、地中に埋められて強制供出を免れたものや、海底から引き揚げられたもの、海外へ持ち出された戦利品が返還されたものなど、実に不可思議な状況にある。
22 cm. ; 216 p.