萩尾望都がいるHakigo Moto ga iru
価格(Price ¥) :
980円
ISBN
9784334046200
Series
シリーズ
Kobunsha shinsho 1212
光文社新書 1212
光文社新書 1212
Publisher
出版社
Kobunsha
光文社
光文社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2022.07
Status
状態
Ref No.
JPTB2210-0045
NDC
7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『イグアナの娘』…1949年生まれの萩尾望都。大島弓子、山岸凉子ら革新的な少女漫画家の中でも常に筆頭に挙げられ、50年以上にわたり時代の先端で新たな普遍的表現を切り拓いてきた。SF評論家である著者にとって萩尾望都は、まず美しく繊細な少女や少年の描き手であり、SF作家であり、自由と対等と共生の模索者である。戦後日本が唱えつつも未だ意識改革できていない課題―ジェンダー、多様性、親子関係等々について、その理想を失わず更新させ続けた表現者だ。本書では萩尾作品そのものの鑑賞と、その活躍の軌跡、また小松左京や橋本治をはじめ「誰がどう萩尾作品を論評してきたか」を通して魅力を存分に伝えるとともに、戦後社会がまだ達成できていない希望を見つめ直す。
18 cm. ; 328 p.
18 cm. ; 328 p.