児童虐待の歴史社会学:戦前期「児童虐待防止法」成立過程にみる子ども観の変遷Jido gyakutai no rekishi shakaigaku : senzenki "jido gyakutai boshiho" seiritsukatei ni miru kodomokan no hensen
価格(Price ¥) :
8,000円
ISBN
9784326603688
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Keiso Shobo
勁草書房
勁草書房
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2024.02
Status
状態
Ref No.
JPTB2402-0082
NDC
3: Social Science 社会科学
明治期から昭和初期にかけ日本社会に「児童虐待」概念が立ち上がるまでの過程を大量の資料から分析。資料的価値高い1冊。
「貰い子殺し」等をきっかけに社会問題となった児童虐待は昭和8年、児童虐待防止法に結実する。しかしこの法が規制と保護の対象としたのは、軽業など街頭等で行われる子どもの労働であった。日本社会は児童虐待について何を問題にし、何を問題としてこなかったのか。問題構築過程を読み解くことを通じ、子どもの近代の一局面を描く。
21 cm. ; 448 p.
「貰い子殺し」等をきっかけに社会問題となった児童虐待は昭和8年、児童虐待防止法に結実する。しかしこの法が規制と保護の対象としたのは、軽業など街頭等で行われる子どもの労働であった。日本社会は児童虐待について何を問題にし、何を問題としてこなかったのか。問題構築過程を読み解くことを通じ、子どもの近代の一局面を描く。
21 cm. ; 448 p.