幕末の社会変革と文芸:菊池・大橋家の文人たちの歩みを追ってBakumatsu no shakai henkaku to bungei :Kikuchi, Ohashike no bunjin tachi no ayumi o otte
価格(Price ¥) :
6,500円
ISBN
9784867660362
Series
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Publisher
出版社
Bungaku Tsushin
文学通信
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Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2024.02
Status
状態
Ref No.
JPTB2402-0268
NDC
9: Literature 文学
幕末社会を生きた人々にとっての文芸の意味とは何か。
江戸後期から幕末にかけての「文人」と呼ばれる人々の実態はどのようなものだったのか。
文久2年(1862)1月、時の老中安藤信正が江戸城坂下門付近で攘夷や尊王を掲げる志士たちによる襲撃を受けた、後に坂下門外の変と呼ばれるこの事件に深い関わりを持つこととなった菊池・大橋家の人々の生き様を通して、その意味を明らかにしていく。
時代を下るにしたがって、文芸の大衆化による文人が増加していくなか、そのあり方と定義はどう考えればいいのか。文芸活動の実社会とのつながりはどうだったのか。幕末における文芸の社会的意義とは何か。
激しく動揺する社会の有様をも詩中に詠み込み、その詩は志を同じくする文人たちへと伝播していく——。文芸に取り組むことが彼らにもたらしたものは一体何だったのか。文人という存在の意味を探っていく書。
22 cm. ; 512 p.
江戸後期から幕末にかけての「文人」と呼ばれる人々の実態はどのようなものだったのか。
文久2年(1862)1月、時の老中安藤信正が江戸城坂下門付近で攘夷や尊王を掲げる志士たちによる襲撃を受けた、後に坂下門外の変と呼ばれるこの事件に深い関わりを持つこととなった菊池・大橋家の人々の生き様を通して、その意味を明らかにしていく。
時代を下るにしたがって、文芸の大衆化による文人が増加していくなか、そのあり方と定義はどう考えればいいのか。文芸活動の実社会とのつながりはどうだったのか。幕末における文芸の社会的意義とは何か。
激しく動揺する社会の有様をも詩中に詠み込み、その詩は志を同じくする文人たちへと伝播していく——。文芸に取り組むことが彼らにもたらしたものは一体何だったのか。文人という存在の意味を探っていく書。
22 cm. ; 512 p.