深堀六番隊の戊辰戦争

深堀六番隊の戊辰戦争Fukahori rokubantai no Boshin senso

価格(Price ¥) : 1,800円
ISBN 9784888513968
Series シリーズ
Author 著者 Taira, Koji
平幸治
Publisher 出版社 Nagasaki Bunkensha
長崎文献社
Pub. place 出版地 Nagasaki
長崎
Pub. date 出版日 2024.01
Status 状態
Ref No. JPTB2402-0284
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
戊辰戦争とは、徳川幕府が崩壊して朝廷に政権が移ったあと、徳川家を擁立して抵抗した会津藩、庄内藩などが、薩摩、長州、肥前などの新政府軍(官軍)と戦った内戦のこと。鳥羽伏見の戦いに始まり、函館五稜郭の陥落で官軍が勝利して1年5カ月で終わった。
「深堀六番隊」は正式名称ではなく、佐賀軍の六番隊として佐賀藩深堀領から出陣した約80名のこと。深堀領主鍋島孫六郎は佐賀軍の総帥として戦果をあげた。佐賀軍の約800名は、京都への上洛から江戸警護を経て仙台から東北に上陸、秋田へ転戦して庄内軍と激戦して犠牲者も出た。

著者は150年前の激戦地を訪ね戦死者の墓に線香を手向けた。本書は新資料を解読して深堀武士たちの足跡をたどった、渾身のルポルタージュである。
21 cm. ; 204 p.