明清文学論集:その楽しさその広がり

明清文学論集:その楽しさその広がりMin Shin bungaku ronshu : sono tanoshisa sono hirogari

価格(Price ¥) : 7,000円
ISBN 9784497224026
Series シリーズ
Author 著者 "Min Shin bungaku ronshu" Henshu Iinkai
『明清文学論集』編集委員会
Publisher 出版社 Toho Shoten
東方書店
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2024.03
Status 状態
Ref No. JPTB2404-0095
NDC 9: Literature 文学
本書は大木康先生が東京大学東洋文化研究所をご退職されるのを機として企画された、大木先生とその受業生による論文集である。
第一部には『三国演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』のいわゆる四大奇書をさまざまな角度から扱った5篇を収め、第二部には「三言二拍」に代表される明末の短篇小説集や清代の文言小説・白話小説それぞれの最高峰と評価される『聊斎志異』と『紅楼夢』を扱う計5篇に加え、大木先生ご自身による『京本通俗小説』の成書を考察した論文を収めた。第三部は、明清文学そのものばかりではなく、それを生み出した社会的背景や文人のネットワーク、そして世に伝え広めた出版に関わる問題を扱う6篇の論文からなる。第四部には、16世紀から19世紀後半に至るまでのさまざまな時代における朝鮮半島や日本に与えた影響、さらに明代に先立つ元代禅林の文学とその影響などをめぐる6篇を収める。
496 p. ; 21cm.