量子力学の100年

量子力学の100年Ryoshi rikigaku no 100-nen

価格(Price ¥) : 2,200円
ISBN 9784791776344
Series シリーズ
Author 著者 Sato, Fumitaka
佐藤文隆
Publisher 出版社 Seidosha
青土社
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2024.03
Status 状態
Ref No. JPTB2404-0228
NDC 4: Natural Science.Medicine 自然科学,医学
第78回毎日出版文化賞受賞作

第一人者がみた量子力学の軌跡。その魅力と不思議。
1920年代、ド・ブロイ、ボーア、ハイゼンベルク、シュレーディンガー、ディラックなどが現在の量子力学の礎となる成果を続々と発表した。そして1926年、ボーアの手によって「コペンハーゲン解釈」がなる。ユネスコは2025年に量子力学百年を記念する取り組みを行うことを決議した。この間の量子力学の道のりは、アインシュタインの反対などに代表されるように紆余曲折ありつつも、不思議と魅力にみちたものだった。しかしいまや量子コンピュータから生成AIまで、あらゆるところに量子力学は存在している。はたしてそれは何故か、そもそも量子力学とは何で、そしていまどのような姿をしているのか。日本を代表する物理学者が、自らの目でみてきた量子力学の歴史を詳述する。
240 p. ; 19 cm.