仏教儀礼の音曲とことば:中世の〈声〉を聴くBukkyo girei no ongyoku to kotoba : chusei no <koe> o kiku
価格(Price ¥) :
9,000円
ISBN
9784831862839
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Hozokan
法蔵館
法蔵館
Pub. place
出版地
Kyoto
京都
京都
Pub. date
出版日
2024.03
Status
状態
Ref No.
JPTB2404-0271
NDC
1: Philosophy. Religion 哲学,宗教
藤原道長の時代に隆盛を迎えていた法華経読誦は、王権との関わりのなかで芸道化し、後白河院の時代を画期に読経道として形成された。のちに書写山圓教寺で花開き、中世から近世を通じて伝承されてきたものの、その読経音曲は現在伝わっていない。
本書では、読経と唱導が、和歌や平家語りなどの同時代の文化や芸能と地続きのなかで芸道化する実相を、文学作品や史資料の精緻な分析をもとに考究し、読経音曲や如意輪講式など、今は絶えた仏教儀礼の声に迫る。
はたして中世には、どのような声が響いていたのか。従来十分に考究されえなかった分野に踏み込み、中世の音曲の復元と、それをめぐる文化の諸相の解明を試みた画期的研究。
784 p. ; 22cm.
本書では、読経と唱導が、和歌や平家語りなどの同時代の文化や芸能と地続きのなかで芸道化する実相を、文学作品や史資料の精緻な分析をもとに考究し、読経音曲や如意輪講式など、今は絶えた仏教儀礼の声に迫る。
はたして中世には、どのような声が響いていたのか。従来十分に考究されえなかった分野に踏み込み、中世の音曲の復元と、それをめぐる文化の諸相の解明を試みた画期的研究。
784 p. ; 22cm.