雲岡石窟造営思想論:最盛期第二期諸窟を中心としてUnko Sekkutsu zoei shisoron : saiseiki dainiki shokutsu o chushin to shite
価格(Price ¥) :
20,000円
ISBN
9784831863324
Series
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Publisher
出版社
Hozokan
法蔵館
法蔵館
Pub. place
出版地
Kyoto
京都
京都
Pub. date
出版日
2024.02
Status
状態
Ref No.
JPTB2404-0274
NDC
2: History. Geography 歴史,地理
中国において初めての統一国家(北魏)主導による造営である雲岡石窟は、「皇帝=如来」という北魏独特の思想を基本理念として造営され続けた。
その第二期諸窟は孝文帝と文明太后の二人(二聖)のための窟であるとされる。綿密な計画に沿って全体に統一的なシンボリズムを有した空間を作り出した第二期諸窟は、雲岡石窟最盛期の造営であるとして良いに違いない。
本書は、途中で放棄された一部の窟をのぞき、第二期諸窟の主要窟のすべてを取り上げ、それらの詳しい分析を行うことにより、それぞれの窟の造営過程、造営目的(造営思想)の解明を行い、それらの変化に注目することで、その最後を飾る第五・六窟の位置づけ、そして第二期諸窟全体の評価を行なう。
514 p. ; 28cm.
その第二期諸窟は孝文帝と文明太后の二人(二聖)のための窟であるとされる。綿密な計画に沿って全体に統一的なシンボリズムを有した空間を作り出した第二期諸窟は、雲岡石窟最盛期の造営であるとして良いに違いない。
本書は、途中で放棄された一部の窟をのぞき、第二期諸窟の主要窟のすべてを取り上げ、それらの詳しい分析を行うことにより、それぞれの窟の造営過程、造営目的(造営思想)の解明を行い、それらの変化に注目することで、その最後を飾る第五・六窟の位置づけ、そして第二期諸窟全体の評価を行なう。
514 p. ; 28cm.