川を守る人びと:治水・河童・相撲Kawa o mamoru hitobito : chisui, kappa,sumo
価格(Price ¥) :
6,900円
ISBN
9784866028330
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Iwata Shoin
岩田書院
岩田書院
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2024.03
Status
状態
Ref No.
JPTB2404-0328
NDC
3: Social Science 社会科学
「河童の伝承には、相撲を好むという事例がある。その河童が子どもの姿で捉えられている。鹿児島県南さつま市金峰町高橋では、「高橋十八度おどり」とよばれる水神祭があり、子ども達が子ガラッパ(河童)の役柄をつとめ、相撲をおこなう行事がある。この高橋十八度おどりは、別名をガラッパ踊りともいう。人びとは、水難を免れるために水神をまつってきた。」(第1章第1節より)
本書は、この鹿児島の「ガラッパ踊り」をスタートに、筑後川・巨瀬川から長崎生月島へ、そして徳島へと、河童伝承と河川の治水の跡をたどり、播磨の大神と揖保川の伝承に至る。
それは、天皇の国造りのために必要とされた「河川の統治の歴史」を検討することを目的とし、「川を守る人びと」を訪ねる旅でもあった。
316 p. ; 23cm.
本書は、この鹿児島の「ガラッパ踊り」をスタートに、筑後川・巨瀬川から長崎生月島へ、そして徳島へと、河童伝承と河川の治水の跡をたどり、播磨の大神と揖保川の伝承に至る。
それは、天皇の国造りのために必要とされた「河川の統治の歴史」を検討することを目的とし、「川を守る人びと」を訪ねる旅でもあった。
316 p. ; 23cm.