昭和前期における口演童話の変遷:教育、ラジオへの展開と戦争協力Showa zenki ni okeru koen dowa no hensen : kyoiku, rajio eno tenkai to senso kyoryoku
価格(Price ¥) :
7,200円
ISBN
9784823412240
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Hitsuji Shobo
ひつじ書房
ひつじ書房
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2024.04
Status
状態
Ref No.
JPTB2405-0182
NDC
9: Literature 文学
子どもを集めて物語を聞かせる口演童話は、20世紀前半の日本で人気のあった児童文化で、ラジオ登場前は児童出版以上のマスメディアだったといわれる。口演童話は若い教師たちの話しかた研究に重宝され、口演童話家たちはラジオ初期のタレントとして活躍した。発展の過程でたくわえられた技術・人脈は、戦時体制が進むなか積極的に活用される。本書は語られた話材の分析をとおし、昭和前期の口演童話の展開をたどった歴史書である。
22 cm. ; 336 p.
22 cm. ; 336 p.