大正・昭和期 日本陸軍のメディア戦略:国民の支持獲得と武器としての宣伝Taisho, Showaki Nihon rikugun no media senryaku : kokumin no shiji kakutoku to buki to shite no senden
            価格(Price ¥) : 
            6,400円
        
        
            ISBN
            9784908672743
        
        
            Series
            シリーズ
            
            	
        
        
        
            Publisher
            出版社
            Yushisha
            	
有志舎
        有志舎
            Pub. place
            出版地
            Tokyo
            	
東京
        東京
            Pub. date
            出版日
            2024.04
        
        
            Status
            状態
                            
        
        
            Ref No.
            JPTB2405-0273
        
        
            NDC
            3: Social Science 社会科学
        
        			
    	1930年代に政治的な影響力を拡大させた日本陸軍。「政治に関与しない」とされていた陸軍はいかにしてそれを可能にしたのか。限定的ながら民主化が進んだ大正・昭和初期、マス・メディアからも批判されていた陸軍は国民の支持獲得のために宣伝を実施していく。その中心には「陸軍パンフレット問題」で知られる陸軍省新聞班がいた。彼らは存在を軽視されながらも、メディアとの協力関係を築き、時代にあわせて情報を発信し続け、やがて政治にも関わっていく。弾圧と抵抗といった枠に収まりきらない軍隊と国民、それらを媒介するメディアの関係に注目し、陸軍による宣伝をメディア戦略として描き出す。
310 p. ; 22 cm.
310 p. ; 22 cm.