身体と魂の思想史:「大きな理性」の行方

身体と魂の思想史:「大きな理性」の行方Shintai to tamashii no shisoshi : "okina risei" no yukue

価格(Price ¥) : 2,000円
ISBN 9784065235195
Series シリーズ Kodansha sensho mechie ; 809
講談社選書メチエ ; 809
Author 著者 Tanaka, Shogo
田中彰吾
Publisher 出版社 Kodansha
講談社
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2024.06
Status 状態
Ref No. JPTB2406-0010
NDC 1: Philosophy. Religion 哲学,宗教
「わたしはどこまでも身体であり、それ以外の何物でもない」と、近代理性の影である身体にこそ「大きな理性」を見たニーチェ。それに呼応するかのようにフロイトやライヒが着目した症状と性、メルロ=ポンティの説いた「受肉した意識」としての身体、さらに身体のイメージへと、影であった身体が探求される。二〇世紀終盤には身体性認知科学が、身体と環境の「あいだ」に拡がる心を見出し、脳神経の科学と技術は拡張身体を描き始める。「大きな理性」としての身体、その発見の歴史と未来を考察する。
272 p. ; 19 cm.

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