応挙の日記 天明八年~寛政二年:制作と画料の記録

応挙の日記 天明八年~寛政二年:制作と画料の記録Okyo no nikki Tenmei hachinen - Kansei ninen : seisaku to garyo no kiroku

価格(Price ¥) : 5,000円
ISBN 9784784220847
Series シリーズ
Author 著者 Kawasaki, Hiroshi
川﨑 博
Publisher 出版社 Shibunkaku Shuppan
思文閣出版
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2024.06
Status 状態
Ref No. JPTB2406-0169
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
応挙の画料はいくらだったのか?
近世の京都絵師、円山応挙(1733~95)が残した、天明八年八月一日から寛政二年九月六日までの制作の記録が、屏風に仕立てられた形で発見された。「制作日誌」とも呼べるその内容からは、注文や画料の授受といった絵師の日常的ななりわいから健康状態、人間関係、制作実態、さらには当時の二朱銀の流通状況なども読み取れ、応挙研究のみならず、経済史史料としても高い価値を有する。
大乗寺に収められる襖絵制作の状況や、天明の大火後の御造営にともなう絵画制作など、歴史的にも興味深い事象について記録される資料を、写真付きの翻刻とともに、解説を付して紹介する。
222 p. ; 26 cm.