日本の繊維と人〈2〉:衣服造形家が訪ねた、棉、木綿、楮、竹、蜀黍、稲・・・

日本の繊維と人〈2〉:衣服造形家が訪ねた、棉、木綿、楮、竹、蜀黍、稲・・・Nihon no sen'i to hito <2> : ifuku zokeika ga tazuneta, men-wata, yu, kozo, take, morokoshi, ine ・・・

価格(Price ¥) : 2,800円
ISBN 9784799802106
Series シリーズ
Author 著者 Sanada, Takehiko
眞田岳彦
Publisher 出版社 Sutairunoto
スタイルノート
Pub. place 出版地 Kokubunji
国分寺
Pub. date 出版日 2024.04
Status 状態
Ref No. JPTB2406-0192
NDC 5: Technology.Engineering 技術,工学
土地に生きた人たちの姿が浮かぶ「日本の繊維」。骨董でも過去を懐かしむノスタルジーのための物品でもなく、そこには、コンテンポラリー・アート(同時代芸術)のように、大きな感動が潜む出来事や物語、生きるための問いがある。
日本の気候風土の元、繊維と懸命に生きた人々の「生命の美」の姿であり、「今を生きる意味」や、「明日を生きるための希望」を私たちに与えてくれる。
本書では「日本の繊維」そして「人」とは、どのような物であり、この国に生きた人たちは、どのように繊維と関わり、どのような生き方をし、どのような「美」を紡ぎだしてきたのか、これまで著者が、各地を訪ね出会った「日本の繊維と人」による造形活動を通して、繊維を見つめてゆく。
第2巻では、「木綿」「綿」「禾」「稲」をとりあげ、それぞれの材と人との関わりを、実際にそれぞれの材に携わる人々の生き方を通して見つめる。
衣服造形研究者が、日本をめぐり繊維を採り、生きた人々の歴史を紐解き、日本各地で繊維文化に関わる人々を訪ね得た「今を豊かに生きる意味」と感動を綴る。待望の第2巻。
208p. ; 21cm.