被災当事者の思想と環境倫理学:福島原発苛酷事故の経験から〈証言と考察〉Hisai tojisha no shiso to kankyo rinrigaku : Fukushima genpatsu kakoku jiko no keiken kara <shogen to kosatsu>
            価格(Price ¥) : 
            3,364円
        
        
            ISBN
            9784862090904
        
        
            Series
            シリーズ
            
            	
        
        
        
            Publisher
            出版社
            Gensosha
            	
言叢社
        言叢社
            Pub. place
            出版地
            Tokyo
            	
東京
        東京
            Pub. date
            出版日
            2024.04
        
        
            Status
            状態
                            
        
        
            Ref No.
            JPTB2406-0231
        
        
            NDC
            3: Social Science 社会科学
        
        			
    	福島第一原発の事故は、人間の日常生活そのものが、人間自身の力で、自らを滅亡させる力をもった科学技術に依存していることを如実に示す出来事であった。
第一部は、原発被災経験の風化に抗して立ち上がった被災当事者たちの「いのちを支え合う」活動の証言を収録。第二部は、その証言の根底に流れる思想と交差させながら、科学的合理性と社会的合理性の葛藤から、新たに生まれ出る環境倫理学のあり方について、W・ベック「リスク社会論」とH・ヨナス「未来倫理」を参照し、考察する。
原発事故発生後の環境倫理をになう主体は誰なのか。その主体となる者たちの行動を通し、今日のリスク社会を生きるうえで欠かせない行動規範を考える。
520p. ; 21cm.
第一部は、原発被災経験の風化に抗して立ち上がった被災当事者たちの「いのちを支え合う」活動の証言を収録。第二部は、その証言の根底に流れる思想と交差させながら、科学的合理性と社会的合理性の葛藤から、新たに生まれ出る環境倫理学のあり方について、W・ベック「リスク社会論」とH・ヨナス「未来倫理」を参照し、考察する。
原発事故発生後の環境倫理をになう主体は誰なのか。その主体となる者たちの行動を通し、今日のリスク社会を生きるうえで欠かせない行動規範を考える。
520p. ; 21cm.