柳宗悦とウィリアム・モリス:工藝論にみる宗教観と自然観

柳宗悦とウィリアム・モリス:工藝論にみる宗教観と自然観Yanagi Muneyoshi to Uiriamu Morisu : kogeiron ni miru shukyokan to shizenkan

価格(Price ¥) : 7,500円
ISBN 9784861633928
Series シリーズ
Author 著者 Shimanuki, Satoru
島貫悟
Publisher 出版社 Tohoku Daigaku Shuppankai
東北大学出版会
Pub. place 出版地 Sendai
仙台
Pub. date 出版日 2024.02
Status 状態
Ref No. JPTB2407-0236
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
なぜ工藝は人間にとって重要なのか?近代の産業化の渦中でこの問いを正面から取り上げた柳宗悦とウィリアム・モリスの思想は、藝術論の枠にとどまらず、ルネサンス以降の人間観や自然観を根底から問い直すものであった。民藝運動とアーツ・アンド・クラフツ運動を支えたそうした両者の思想は、その背後にいかなる奥行きをもち、また、そこにはどのような共通性と差異があったのか。本書は、近年再評価の機運高まる両者の思想に、比較思想の観点からアプローチし、その関係について新しい理解を提示しようとする試みである。
254 p. ; 21 cm.