文學建設(復刻版)(第4回配本全2巻)Bungaku kensetsu (fukkokuban) (dai 4-kai haihon 2 vols./set)
価格(Price ¥) :
44,000円
ISBN
9784835087658
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Fuji Shuppan
不二出版
不二出版
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2024.10
Status
状態
Ref No.
JPTB2410-0348
NDC
0: General Works 総記
本誌は昭和14(1939)年に海音寺潮五郎を中心に創刊された文芸雑誌である。
戦争による文化統制が強化される中、「定型主義の打破」「道徳性の昂揚」「先駆性の復興」をスローガンとして掲げ、5年間で計56号を世に送り出した。
同人は村雨退二郎、中澤巠夫、戸川貞雄、笹本寅ら42名。あくまで文学の自立性/自律性を守ろうとする彼らの決意は、毎月の創作はもとより他誌への厳しい批評からも窺える。
昭和17(1942)年発行元を聖紀書房に移して雑誌統合を免れ、昭和18(1943)年『文藝春秋』と合併。「文学建設運動」は国民文学運動と連動しながら、大衆文学に強烈な社会的自覚を残してその役目を終えた。
まさに戦時下の文学の粋であった本誌が、戦前と戦後を接続し、今日の日本文学研究に大きく寄与するものと確信する。
21 cm.
戦争による文化統制が強化される中、「定型主義の打破」「道徳性の昂揚」「先駆性の復興」をスローガンとして掲げ、5年間で計56号を世に送り出した。
同人は村雨退二郎、中澤巠夫、戸川貞雄、笹本寅ら42名。あくまで文学の自立性/自律性を守ろうとする彼らの決意は、毎月の創作はもとより他誌への厳しい批評からも窺える。
昭和17(1942)年発行元を聖紀書房に移して雑誌統合を免れ、昭和18(1943)年『文藝春秋』と合併。「文学建設運動」は国民文学運動と連動しながら、大衆文学に強烈な社会的自覚を残してその役目を終えた。
まさに戦時下の文学の粋であった本誌が、戦前と戦後を接続し、今日の日本文学研究に大きく寄与するものと確信する。
21 cm.