忘れられた無差別爆撃:検証・錦州爆撃

忘れられた無差別爆撃:検証・錦州爆撃Wasurerareta musabetsu bakugeki : kensho Kinshu bakugeki

価格(Price ¥) : 3,000円
ISBN 9784835088310
Series シリーズ
Author 著者 Koketsu, Atsushi
纐纈厚
Publisher 出版社 Fuji Shuppan
不二出版
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2024.11
Status 状態
Ref No. JPTB2412-0224
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
世界初の都市空爆!「錦州爆撃」、それは重慶、ヒロシマ、そしてガザ空爆を招来したはじめての「無差別爆撃」だった―

錦州爆撃:満州事変勃発から3週間後の1931年10月8日、関東軍航空隊が張学良の本拠地・錦州に侵入、75発の爆弾を投下。死者23名をはじめ、民間人に多大な被害を与えた。

ゲルニカ空爆より6年も早く実行された都市無差別爆撃でありながら、これまでほとんど着目されてこなかった錦州爆撃に光を当てる。日本国内はもちろん、中国ほか各国の資料を用いてその反応を可能な限り分析し、錦州爆撃が与えた影響の大きさを多角的に検討する。当時、検討されていた空戦法規・空爆規制に対して与えた影響についても詳述し、世界史的な側面からも位置付ける。
293 p. ; 20 cm.