
近代仏教儀礼論序説Kindai Bukkyo gireiron josetsu
価格(Price ¥) :
5,500円
ISBN
9784831855756
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Hozokan
法蔵館
法蔵館
Pub. place
出版地
Kyoto
京都
京都
Pub. date
出版日
2025.04
Status
状態
Ref No.
JPTB2504-0251
NDC
1: Philosophy. Religion 哲学,宗教
仏教系雑誌という近代日本特有のマス・メディアに見られる儀礼情報の整理・統計から、葬儀・施餓鬼・開帳・授戒会・坐禅・遠忌・結婚式といった現代まで続く儀礼が近代日本でいかに評価され、いかなる趨勢をたどってきたのかを総合的に解明。
明治初期には否定的に捉えられていた仏教儀礼や身体実践が時局の影響を受けて大正・昭和期に再評価されていくさまや、仏教儀礼の発展、そして社会への浸透・定着の度合いが「大衆」という消費者の合理的な取捨選択に大きく左右されていた事実を浮き彫りにする。
近代日本の仏教儀礼を主題とした本邦初の書にして、進展目覚ましい近代仏教史研究に残された〝ブルーオーシャン〟を開拓し、「ビリーフ(思想)」偏重の研究史上に「プラクティス(身体実践)」の視座から新たなインパクトをもたらした画期的労作。
480 p. ; 21 cm.
明治初期には否定的に捉えられていた仏教儀礼や身体実践が時局の影響を受けて大正・昭和期に再評価されていくさまや、仏教儀礼の発展、そして社会への浸透・定着の度合いが「大衆」という消費者の合理的な取捨選択に大きく左右されていた事実を浮き彫りにする。
近代日本の仏教儀礼を主題とした本邦初の書にして、進展目覚ましい近代仏教史研究に残された〝ブルーオーシャン〟を開拓し、「ビリーフ(思想)」偏重の研究史上に「プラクティス(身体実践)」の視座から新たなインパクトをもたらした画期的労作。
480 p. ; 21 cm.