残念な食卓:変わる家族、崩れる和食

残念な食卓:変わる家族、崩れる和食Zannen na shokutaku : kawaru kazoku, kuzureru washoku

価格(Price ¥) : 1,900円
ISBN 9784120059209
Series シリーズ
(2017年刊行の増補版)
Author 著者 Iwamura, Nobuko
岩村暢子
Publisher 出版社 Chuo Koron Shinsha
中央公論新社
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2025.05
Status 状態
Ref No. JPTB2505-0029
NDC 3: Social Science 社会科学
『残念和食にもワケがある 写真で見るニッポンの食卓の今』に増補の上、改題。

2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。日本が世界に誇るべきものと言われるが、では現実の家庭ではどのような「和食」が作られているのか。20年にわたって食卓を調査してきた著者によると、和風の煮物、和え物、煮魚はほぼ“絶滅危惧種”であり、白いご飯やみそ汁までも消えつつある。
盛りつけがラクで洗い物が減るからと「お子様ランチ」さながらワンプレートで食事をする大人たち、果物やトーストした食パンを「硬い」から食べない子どもたち……。 413人の主婦へのアンケート、8673食・1万5000枚以上の食卓写真、そして、700時間以上の詳細な聞き取りから、バラバラの好みや都合、気分を尊重する、“新しい家族”の姿が見えてくる。
224 p. ; 20 cm.