福沢諭吉と大名華族:「破壊」と「創造」の理論と実践

福沢諭吉と大名華族:「破壊」と「創造」の理論と実践Fukuzawa Yukichi to daimyo kazoku : "hakai" to "sozo" no riron to jissen

価格(Price ¥) : 3,500円
ISBN 9784623098804
Series シリーズ
Author 著者 Ogawara, Masamichi
小川原正道
Publisher 出版社 Mineruva Shobo
ミネルヴァ書房
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2025.05
Status 状態
Ref No. JPTB2505-0118
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
福沢諭吉は、江戸時代までの身分秩序を破壊しながら明治時代以降の新秩序を創造しようとした思想家である。福沢が目指したのは西洋の政治・ 経済・教育・道徳思想に基づく近代国家の創造であったが、同時に旧秩序において歴史的に構築されてきたものをも積極的に生かそうとした。特に武士たちが保持してきた「瘠我慢」の精神や公共精神は欠かすことのできない要素であった。本書は、こうした福沢の思想や理論の構築と展開の過程を踏まえた上で、大名華族をはじめとする門下生たちがいかなる社会的実践を試みたのかを紹介し、日本近代化の思想的起源と実践の過程を描写していく。
320 p. ; 22 cm.

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