古墳時代における札式甲冑の導入・展開とその背景

古墳時代における札式甲冑の導入・展開とその背景Kofun jidai ni okeru saneshiki katchu no donyu tenkai to sono haikei

価格(Price ¥) : 5,000円
ISBN 9784864451703
Series シリーズ
Author 著者 Hatsumura, Takehiro
初村武寛
Publisher 出版社 Rokuichi Shobo
六一書房
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2025.03
Status 状態
Ref No. JPTB2505-0272
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
古墳時代中期に日本列島にもたらされた札式甲冑は、構造の革新を行いながら次第に数を増し、古墳時代後期には倭の甲冑の中核を担うようになる。札式甲冑は先行研究においても扱われてきた遺物ではあったが、その構造や用途については不明な点が多かった。本書では特に古墳時代中期の資料を中心として、札式甲冑の構造復元と用途の検討に踏み込み、札式甲冑の導入から展開における過程を検討する。
また、本書では著者が近年取り組んでいる3Dデータからの資料比較として、札式甲冑の導入・展開期に存在する同型鏡群・鈴付銅器を取り上げ、再考を試みる。
371 p. ; 26 cm.