荷風の昭和《後篇》：偏奇館焼亡から最期の日までKafu no Showa <kohen> : Henkikan shobo kara saigo no hi made
価格(Price ¥) ：
2,600円
ISBN
9784106039287
Series
シリーズ
Shincho sensho
新潮選書
新潮選書
Publisher
出版社
Shinchosha
新潮社
新潮社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2025.05
Status
状態
Ref No.
JPTB2507-0037
NDC
9: Literature 文学
第24回「小林秀雄賞」受賞
昭和と対峙し続けた荷風は奇人と見られながら戦後を生き抜く。荷風の精神を支えた大量の蔵書と共に、偏奇館は空襲で焼け落ちた。戦後、老文士は戦災のトラウマに悩まされ、奇人として有名になる。しかし尚も権威を嫌い、新憲法を嗤い、ストリップを楽しんで、市井の男女の情愛を描き続けた。著者自ら「これを書きあげたらいつ死んでもいい」と筆を振るった荷風論にして昭和論の金字塔！
592 p. ; 20 cm.