
和様と唐様の建築史学史Wayo to Karayo no kenchiku shigakushi
価格(Price ¥) :
8,000円
ISBN
9784585350040
Series
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Publisher
出版社
Benseisha
勉誠社
勉誠社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2025.07
Status
状態
Ref No.
JPTB2507-0148
NDC
5: Technology.Engineering 技術,工学
「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。
本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。
544 p. ; 21 cm.
本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。
544 p. ; 21 cm.