
『台記』注釈:久寿元年"Taiki" chushaku : Kyuju gannen
価格(Price ¥) :
9,000円
ISBN
9784757611177
Series
シリーズ
Nihonshi kenkyu sokan ; 48
日本史研究叢刊 ; 48
日本史研究叢刊 ; 48
Publisher
出版社
Izumi Shoin
和泉書院
和泉書院
Pub. place
出版地
Osaka
大阪
大阪
Pub. date
出版日
2025.06
Status
状態
Ref No.
JPTB2507-0182
NDC
2: History. Geography 歴史,地理
『台記』は保元の乱で敗死した藤原頼長の日記である。本書が対象とする久寿元年(仁平四年)は表面上は大きな事件や出来事もない平穏な年だったが、水面下では、美福門院得子、関白忠通、藤原伊通らの提携による頼長排斥が着実に進行していた。そうした状況下、頼長の頼むところは中立の立場を取る鳥羽院のみであり、鳥羽院の意に叶うよう心を砕く忠実・頼長父子の姿が浮かび上がる。前著『台記注釈 久安六年』と同様に解説、久寿元年記要目、書き下し文、注釈、語釈、人物解説、校訂本文等より成るが、解説頁や語釈の数を増し、語釈を付した語には*を付け、地図・邸第図などを付すなど、より使い易いよう配慮した。
448 p. ; 22 cm.
448 p. ; 22 cm.