
近世徴租法と定免制期の年貢収取Kinsei chosoho to jomenseiki no nengu shushu
価格(Price ¥) :
8,500円
ISBN
9784792415372
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Seibundo Shuppan
清文堂出版
清文堂出版
Pub. place
出版地
Osaka
大阪
大阪
Pub. date
出版日
2025.07
Status
状態
Ref No.
JPTB2507-0220
NDC
3: Social Science 社会科学
定免制は単なる年貢増徴策ではなかったと考える著者は、むしろ年貢の定量化が促進され、あらゆる段階で換金されやすくなり、江戸時代後期には貨幣納に近い状態を招いた点に着目する。通常の近世徴租法の研究書がとり上げるのは検見の種類や定免との相違、代官手代と村人の攻防といったあたりまでだが、本書では蔵への最終的入庫や市中払い米、年貢米の畿内から江戸への廻漕までを含む過程をつぶさに検証している。
306 p. ; 22 cm.
306 p. ; 22 cm.