
歴史のなかの山論と集議社会:村落自治の再評価Rekishi no naka no sanron to shugi shakai : sonraku jichi no saihyoka
価格(Price ¥) :
5,500円
ISBN
9784872598407
Series
シリーズ
Osaka Daigaku hoshigaku kenkyu sosho ; 6
大阪大学法史学研究叢書 ; 6
大阪大学法史学研究叢書 ; 6
Publisher
出版社
Osaka Daigaku Shuppankai
大阪大学出版会
大阪大学出版会
Pub. place
出版地
Suita
吹田
吹田
Pub. date
出版日
2025.07
Status
状態
Ref No.
JPTB2507-0307
NDC
3: Social Science 社会科学
“権力に従順ではない”村民の姿にみる「集議の精神と構造」
岐阜県可児郡・奥山入会訴訟に関する膨大な在地史料を手掛かりに、明治初期の裁判の実態と活力ある村の自治の実像を明らかにする。個々の判決文と社会経済史を短絡させるのではなく、その中間に残された広汎な研究領域の開拓、主として裁判当事者の法意識や行動の研究に焦点を合わせた法社会史研究を試みた。村民の粘り強い戦いの跡を詳細にたどるとともに、民衆史の探究と近世・中世へと繋がる「仲間共同体としての村」の再評価を行う。
420 p. ; 22 cm.
岐阜県可児郡・奥山入会訴訟に関する膨大な在地史料を手掛かりに、明治初期の裁判の実態と活力ある村の自治の実像を明らかにする。個々の判決文と社会経済史を短絡させるのではなく、その中間に残された広汎な研究領域の開拓、主として裁判当事者の法意識や行動の研究に焦点を合わせた法社会史研究を試みた。村民の粘り強い戦いの跡を詳細にたどるとともに、民衆史の探究と近世・中世へと繋がる「仲間共同体としての村」の再評価を行う。
420 p. ; 22 cm.